新型出生前診断 NIPTの費用

新型出生前診断 NIPTの費用や自己負担額

新型出生前診断(non-invasive prenatal genetic testing; NIPT)をご存知でしょうか?NIPTでは、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー3つの染色体異常について調べることができます。新型出生前診断は、確率が分かるだけなのでそのあと羊水検査をすると結果が確定します。

 

最初の新型出生前診断だけでも20万円以上自己負担があり本来であれば羊水検査で確定となります。しかし新型出生前診断 NIPTで陽性がわかった時点で中絶を選択する人も多く確実な結果を知る前に堕胎をしないためにその後の羊水検査は、無料。NIPTで陽性の場合は羊水検査の費用は、不要という制度があるようです。詳細は、病院でご確認ください。


羊水検査VS NIPT(先輩ママの声)

40代で初マタ、第1子第2子は、30代で産んだけれど、40歳過ぎてから、ひょっこり出来てた3人目・・(私の周りでは、すごく多いです)35歳以上の妊婦さんは、検査を受けるか受けないか医師から尋ねられます。保険適用外で自己負担額も安くは、無いですし検査する検査しないの判断は、夫婦にゆだねられます。

 

うちは、悩んだすえ出生前検査は、受けましたが、正直奇形障害の確率が、低いときは、ホッとしました。差別をする気持ちは、ありませんが、検査を受けて陰性だったからその後の妊娠生活も不安なく過ごせたのだと思います。うちの場合、陽性だったら・・ということをあまり考えずに検査を受けましたが本来なら検査を受ける前に陽性だった場合の話し合いは、もっとちゃんとしておくべきだったと思いました。

 


1人目を出産したのは、31歳のとき、2人目に恵まれず2人目ができるまで10年近くかかりました。出産予定日は、40歳を過ぎていたので検査については、どちらかを受けるつもりでいましたが、料金が高いので悩みました。10万円の羊水検査と20万円のNIPTどちらを受けるか大いに悩みましたが、11週でNIPTを受けることにしました。結果異常なし、染色体疾患の発生率は1%、問題ありません。とドクターのヒトコトで妊娠生活をゆったりした気持ちで過ごすことが出来ました。費用は、かかりましたが、年齢も年齢だけに心の安定に受けて正解でした。

 


うちは、受けることにしました。35歳以上だったし産婦人科医の先生に受けると決めたなら早く予約をとったほうがいいといわれました。結果は、陰性でも陽性でも、最初からわかっていた方が、心の準備ができると思ったからです。

 


費用が高額で自己負担が大きいため悩みました。結果陰性だったので安心料金だったと思うようにしました。

年齢的には、35才以上の高齢出産でした。夫の2人不妊治療の末ようやく授かった赤ちゃんだったので、話し合あったうえで羊水検査も新型出生前検査も受けないことにしました。万が一障害があったら万が一ダウン症だったら・・と思うと正直不安でいっぱいでしたが、でもやっぱり自分たちのこどもには、違いないし夫の「でも(何があっても)産むんでしょう」というさりげない言葉で気持ちが決まりました。私たち夫婦は、障害があっても受け入れるという選択肢をしたので検査は、受けずに分娩にのぞむことにしました。

 


45歳で無事出産しました。第1子は、平成10年(1998年)第2子は、平成15年(20013年)第3子は、平成24年(2012年)に産みました。高齢でのリスクは、多いとわかっていましたが、上の2人も元気に生まれていたので大丈夫な方にかけました。夫47歳私44歳の子の時の子供だったので多少は、心配もしました。無事産まれましたが、発達障害児のような傾向は、見られますが、元気に保育園に通っています。

 


羊水検査が10万円NIPTが20万円と聞いたとき、即座に安い方が良い?と思い羊水検査を受けることにしました。その当時は、知識がなくてNIPTで陽性でも羊水検査を受けなければいけないなら10万円+20万円で30万円かかる?と思っていたからです。でも実際には、NIPTで陽性反応が出た場合、羊水検査の費用は、不要らしいです。羊水検査をうけるときに出血があり流産の可能性がある妊婦さんは、受けられないといわれました。じゃ・・NIPTは?と思ったらもう受けれる時期じゃないらしくて結局何の手がかりもなく出産。40代の高齢だっただけに、産むまで五体満足な赤ちゃんが産めるのか不安で仕方なかったです。

 


40代で2人目の高齢出産でした。カウンセラーの方に新型出生前診断 NIPTの検査結果は、100%ではありませんが、20万円支払っても価値がある検査ですよと言ってもらいうけることを決めました


 

 

検査名 費用 わかることや調べられること 対象者時期リスク
新型出生前診断 21万円〜

21トリソミー、(ダウン症候群)
18トリソミー、13トリソミー

流産の危険性が少ないため母体や胎児にとって安全
妊娠10週から調べられる
確定診断には、羊水検査が必要

 

羊水検査(一般法)

10万円〜14万円
全額自己負担
長い注射器で直接羊水を摂って培養
保険適用外

染色体異常、遺伝子異常

妊娠15~18週35才以上の高齢出産の女性。結果は、10〜30日後
40歳以上の妊婦さんが受けることが多いですがリスクもあります。

羊水検査(FISH法) 18 〜19万円 FISH法は、13番、18番、21番、X、Yの数の異常を調べる 1週間程度で結果が判明
超音波検査

2Dは平面。3D や4Dは立体的に赤ちゃんがみえます。3D4Dは、2D より値段が高くなります。
3000円〜(自費)

出産予定日、胎児の成長、羊水の量(AFI)、性別、頭殿長、児頭周囲長、推定体重、無脳症、胎盤、へその緒の状態内蔵トラブルなど 妊婦検診で行う

母体血清マーカーテスト
クアトロテスト

2~3万円

21トリソミー(ダウン症)18トリソミー
胎児の染色体異常
開放性神経管奇形の先天性異常の確率がわかる

妊婦さんの血液から検査。
妊娠15~21週結果は、10日後。
※異常の確率が分かるだけで判定(確定できるない)
偽陽性偽陰性がある。
ダウン症検出率は、85%
確定するために羊水検査を受ける

絨毛検査

10~25万(全額自己負担)
保険適用外

染色体異常

妊娠9週から13週で受けられる
結果が分かるのは、2週間後
※破水。感染、出血、流産のリスクは、羊水検査の10倍高い

着床前検査 着床前検査は、体外受精卵の段階で染色体異常を調べます。習慣流産など遺伝的な疾患がある人のみ 遺伝子異常、染色体異常、代謝異常、形態異常、胎児機能

35歳以上染色体異常の可能性が高い高齢妊婦さんが受ける
両親のいずれかが遺伝病の場合

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