誰にもいえない膣炎 あそこが 痒みや ただれ おりものの変化

不妊症の原因になる 膣炎の症状

膣の自浄作用低下や性行為が原因で発症する膣炎は、産婦人科では、わりとポピュラーな性感染症です。おりものや痒みがあり感染に気付く人も多いようです。特徴といえばおりものの量が、増えたり色の変化が見られます。またおりものが悪臭になるなど強く臭うケースも多いようです。

 

痒みや赤くただれ感染に気付く場合と無自覚で感染している場合もあります。治し方は、膣坐薬の挿入や抗生物質入りの軟膏の塗布膣洗浄です。強い痒みは、我慢できるレベルでは、無いので婦人科にかけこむ女性が大半ですが、性感染症も卵管不妊や化学的流産(ケミカル・アボーション)あるいは、妊娠してからも流産や早産のリスクを高めるといわれているので注意が必要です。

 

  1. 細菌性膣炎
  2. カンジダ膣炎
  3. トリコモナス膣炎
  4. 萎縮性膣炎

 

不妊症女性が膣炎に感染している割合は、3倍以上高く科学流産も引き起こす割合は、2倍以上高いといわれています。

 

細菌性膣炎の症状 魚臭帯下と呼ばれる、悪臭の強いオリモノがある。オリモノの色は、白色灰色、黄色。外陰部が赤くただれ痒みを伴うことがあります。

カンジダ膣炎(膣カンジダ症)の症状

 

性交やパートナーからの感染のほか月経前後のホルモンバランスの乱れやストレス自浄作用の低下抵抗力が落ちた時に感染しやすく日和見感染のことも。白いドロッとしたオリモノが見られる。酒粕、カッテージチーズ、ヨーグルトのような塊状のおりもの、膣口や陰唇に灼熱感を伴う強い痒みがある。赤くただれ一度治っても体力抵抗力が落ちると再び増殖し再発する。
トリコモナス膣炎の症状 感染経路は、性交渉。悪臭の強い泡沫状のおりものが特徴。オリモノの色は、白色灰色緑色黄色など。膀胱炎に似たような症状があることも。
萎縮性膣炎の症状 閉経後エステロゲンの低下により分泌物が乏しくなり起こります。性交痛やセックスのときに出血が見られることがあります。おりものは、血性や黄色。

不快な痒み オリモノ 膣炎を予防する方法

細菌性膣炎の感染経路は、セックスだけが原因では、ありません。自己感染が原因です。自己感染は、自浄作用が低下して発症するためパートナーと性交がなくても発症します。たとえば抗生物質を飲んだ後(病気をして抵抗力が落ちているとき)膣内の自浄作用のバランスが、うまくいかなくなり感染。精神的ストレス睡眠不足長時間のナプキンタンポンおりものシート蒸れたガードル下着などが原因で菌が繁殖し症状が出ます。

膣炎を繰り返さないために自分で予防する

 

体質改善で防げることも多いので栄養運動睡眠の3つは、意識した方が良さそうです。私自身不規則な仕事についていた頃再発をくりかえした経験があります。

 

体調を崩して抗生物質を飲むだけでもカンジダ性膣炎や細菌性膣炎を繰り返すのです。性器周辺が激しい痒みにおそわれて睡眠不足になってしまいノイローゼになりそうでした。

 

絶対に効く方法は、ないのですが、毎日ヨーグルトを食べ続けると腸内環境が良くなり膣炎にかかりにくい体質になるそうです。体質を変えていくことで膣炎の予防につながるようです。簡単な方法で不妊の原因を遠ざけられるとしたら試さない手はありません。


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